渡辺美里

渡辺美里 カバーアルバム 『うたの木 彼のすきな歌』 2021.10.27 On Sale!! 渡辺美里 カバーアルバム 『うたの木 彼のすきな歌』 2021.10.27 On Sale!!

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1999年より始動した
「うたの木」シリーズ最新作

今回は男性ヴォーカリスト楽曲の中から、
渡辺美里が歌いつなぎたい名曲たちを
豪華ミュージシャンとともに
リスペクトカバーした楽曲を収録。
編曲には、奥野真哉／塩谷哲／島田昌典／
服部隆之／本間昭光（50音順・敬称略）という
豪華な面々が参加。

  • 初回生産限定盤
    初回生産限定盤
    (CD+BD)
    ESCL-5578～9 / ¥6,000(tax in)
  • 通常盤
    通常盤
    (CD)
    ESCL-5580 / ¥3,300(tax in)

CD収録曲

  • 01
    YELLOW MAGIC CARNIVAL
    作詩・作曲 : 細野晴臣　編曲 : 奥野真哉
  • 02
    てぃーんず ぶるーす
    作詩 : 松本隆　作曲 : 原田真二　編曲 : 本間昭光
  • 03
    チェリー
    作詩・作曲 : 草野正宗　編曲 : 島田昌典
  • 04
    街の灯り
    作詩 : 阿久悠　作曲 : 浜圭介　編曲 : 服部隆之
  • 05
    木蘭の涙
    作詩 : 山田ひろし　作曲 : 柿沼清史　編曲 : 島田昌典
  • 06
    花と小父さん
    作詩・作曲 : 浜口庫之助　編曲 : 本間昭光
  • 07
    積木の部屋
    作詩 : 有馬三恵子　作曲 : 川口真　編曲 : 本間昭光
  • 08
    黄昏のビギン
    作詩 : 永六輔　作曲 : 中村八大　編曲 : 本間昭光
  • 09
    Rain
    作詩・作曲 : 大江千里　編曲 : 島田昌典
  • 10
    冷たいアイスティー
    作詩・作曲 : 宮本浩次　編曲 : 服部隆之
  • 11
    歩いて帰ろう
    作詩・作曲 : 斉藤和義　編曲 : 奥野真哉
  • 12
    満月の夕
    作詩 : 中川敬　作曲 : 中川敬, 山口洋　編曲 : 奥野真哉
  • 13
    星の夜
    作詩 : 吉田美奈子　作曲 : 塩谷哲　編曲 : 塩谷哲

Blu-ray 収録内容 Blu-ray 収録内容

スタジオライブ
うたの木 私のすきな歌

  • 01
    With 光田健一＆柏木広樹
    「I WILL BE ALRIGHT」「虹をみたかい」「そして僕等は旅をする」
  • 02
    With 木根尚登＆真藤敬利
    「Get Wild～BELIEVE」「No Side」「eyes」
  • 03
    With 山弦（小倉博和＆佐橋佳幸）
    「Remember Me」「風になれたら」「オーディナリー・ライフ」
  • 04
    With 根本要（スターダスト☆レビュー）＆真藤敬利
    「恋のバカンス」「10 years」「今夜だけきっと」

LIVE/イベント収録内容 LIVE/イベント収録内容

渡辺美里スペシャルライブ
パイナップルロマンスのその先へ
“雨のバカ～” 2022
――伝説のライブとして知られる、
『1989年 西武球場 SUPER Flower bed BALL '89』
豪雨と雷のためライブ途中で中止となった
1989年7月の西武球場でのライブ。
中断が決まり、雨のなか泣きながら
「青春のバカヤロー! 雨のバカー!!」と叫び、
それでも気持ちが収まらず、
アカペラで観客と一緒に
「My Revolution」を歌ったあのライブ。
あの夏、届けたかった歌が、
新たに始まろうとしている――
◆日時／会場
2022.4.23(土) ／ 大阪・Zepp Namba
2022.4.28(木) ／ 愛知・Zepp Nagoya
2022.5.5(木・祝) ／ 東京・LINE CUBE SHIBUYA
◆バンドメンバー(予定)
ギター：佐橋佳幸
ベース：有賀啓雄
ドラム：松永俊哉
キーボード：斉藤有太／奥野真哉
サックス：山本拓夫
マニピュレーター：スパム春日井
◆チケット情報
【オフィシャルチケット先行予約】
■受付期間：10月27日(水)21:00～11月15日(月)18:00
■受付専用URL：http://eplus.jp/misato/

Message from MISATO

「さぁ！３５年目の旅をはじめよう」と　アニバーサリーモード全開で迎えた２０２０年。
世界中にいきなり緊急ブレーキがかかり、今までに味わったことのない息苦しさに襲われる。
パンデミックなんて言葉は歴史や映画の中で聞く話で、まさか自分たちがその真っただ中に
放り込まれるなんて想像だにしなかった。
ライブも出来ない、人とも会えない、旅することも歌うことさえも憚れるような世の中に
なるなんて。
長く真っ暗なトンネルが続いていくようで、最初のうちはどんなふうに過ごしてどんな
ふうに生きていいのか途方に暮れる。
出来ないこと、やれないことに心を砕くより今やれることをしっかりやろう。
何となく後回しにしてきたことをやってみようと発想を変えてみたら、「すき」な事や
「おもしろい」と感じるものが、前よりもよりクリアに見えてくる。
心まで行動制限されることなくどこまでも自由に飛びまわってやれ、とばかりにおうち時間を過ごす。
伸び放題だったベランダの草を引き、バジルや紫蘇がちゃんと育ち収穫できるまでに。
ワイルドストロベリーだって赤い実をつけ、しっかりイチゴの味がしている。
店頭から一時期無くなったマスクを手作りし、はぎれでポーチやメイク道具入れ、
シューズケースを縫った。
そしていつ何時でもコンサートをスタート出来るように歌を磨いて粛々と準備をする毎日。
サブスクではエラフィッツジェラルドやアレサフランクリン、ジュリーロンドン、
メルトーメ・・・。
時空を越えて彼らの歌声とコラボする。
あぁ、やっぱり歌がすき、音楽をやりたい、クリエイティブな事に触れていたいと更に強く
思うようになった。
あの曲もこの曲も世界には「いい歌」がいっぱいだ。歌ってみたい曲が次から次へと現れる。
エラのスキャットを真似してみたり、アレサの響きに圧倒されながらもブレスさえも歌に
なっているところを習得出来ないものかと聞きまくる。
メルトーメのジェントルで甘い歌声は、以前ラジオでお会いした「植木等さん」の歌声と
重なった。

ライフワークのひとつとして１９９９年から続けてきた「うたの木」シリーズ。
フルオーケストラ、クインテット、ピアノとチェロだけのコンサートや、幼い頃から
歌い慣れ親しんできた童謡や唱歌を今の子供達にも伝えていきたいと作った
「seasons春・夏・秋・冬」映画音楽を歌った「うたの木シネマ」など、カバー曲を中心に
コンサートと作品作り、どちらもすきな歌ばかりを大切に時間をかけてやってきた。

活動にも心にも重たい負荷がかかっているような日々の中、今まで育み学んできたことの
中で、自分達らしく自由になれる方法は？　と考えた時、以前ロンドンのテレビで「SＥAＬ」がアビーロードスタジオから自身の曲を、トレバーホーンのプロデュースとは全く違う
アプローチで表現していた事を思い出した。「アビーロードには行けなくても東京にも
素晴らしいスタジオがあるぞ！？」そう思った時、いろんなミュージシャンの声や音が
頭の中で鮮やかに響きはじめる。
レコーディングスタジオとステージ・・・
私の住処であるこの場所からライブをお届け出来ないか？　と相談し、やる方向で
動き始めてからはすごかった。圧倒的な熱量と才能、アイデアで、優秀なスタッフ、
ミュージシャンと共に、今年に入ってから「スタジオライブ うたの木」を４作品送り出す
ことが出来た。

この準備を始めていたのと同じ頃、テレビの音楽番組でリモートによる出演のオファーを
いただいた。「邦楽のカバー曲での歌唱を。」というお話で、ワクワクしながら候補曲を
あげてみたところ、またまた　歌いたい曲が「あの曲もこの曲も！！！」と溢れ出す。

中学生の時出逢ったYMOから辿っていき知ることとなった曲、もっと小さい頃テレビの
歌番組で豪華なビッグバンドで歌われていた曲、ご本人に「いつかデュエットしてください。」と直訴して叶わないままだった歌・・・。
昭和、平成、令和と歌い続けてきている中で出会いのタイミングこそ違えど「すきな歌」に
心ときめかせ、恋をして生きてきた。

日本橋でのファンクラブイベントを経て、３５周年でたった一度だけのコンサートの舞台は「武道館」となった。世界一グレイトなお客さまとの瞬間は、最高な作品としてブルーレイに残すことが出来た。エモーショナルな部分を差し引いても、とても良いライブ映像だと思う。

オーディナリーライフの「日常」を渇望し、冒険者たちが違った意味を持つ歌に成長したと
感じながら、今までに歌ってきた曲、出会ってきた曲たちに改めて思いを馳せる。
エピックスタッフから「ぜひ　次のうたの木を作りましょう」と言われてからは、昨年三月に始まった謎の頭痛と胃の痛みがすんっ、と消えた。

私たちはまだ不安定で不確定な中にいる。
１０月初旬、二回目のワクチン接種が終わってもその気持ちは消えない。
でも待てよ、もともと今までだって不確かな中を迷いながら、もがきながらも歩いてきたじゃないか。笑ったり泣いたり、出逢ったり別れたり、感動したり、他人を思いやったり傷ついたりしながら。確かなこと・・と云えば、そこに音楽があった、ということかな。
力をもらったり寄り添ってくれたり、出会ってきた歌がみんな今に繋がっている。
「すき」を力に変えて心を動かす事をやめないでいたら、脳内風景は広く、想像力は無限に
広がってゆく。


心ときめかせ恋してきた歌を、新たな作品としてここに完成させることができました。
力を貸してくださった編曲家の皆様、ミュージシャンの皆様、そして素晴らしいオリジナル曲を生み出してくださった諸先輩方、皆々様に感謝です。

私の「彼のすきな歌」　どうぞ　聞いてみてください。

追伸、昨年は実らなかった我が家のレモンとオリーブの木、今年はたわわに実をつけました。

渡辺美里

Message from 奥野真哉

アルバム発売おめでとうございます！ 名盤！！
CDを頂いてから、めちゃ愛聴しております。
カバー・アルバムというより、美里さんのオリジナル・アルバムを聴いている感じ、歌力（うたぢから！）の凄さに改めてどえらい歌手なんやなと思いました。
わたくしのバンドの曲「満月の夕」も歌って頂いているのですが、見事に同じ風景を見て、その世界観を理解して歌ってくれた美里さんの表現力に感謝です！
是非、全曲ライブで聴いてみたいです！

奥野真哉（ソウル・フラワー・ユニオン）

Message from 塩谷哲

曲というものは、作ってしまえばある意味自分の手から離れる運命にある。
いくら自分が懸命に名曲だと言い張っても、いずれ歴史の喧噪の中に埋もれてしまうことも多いし、逆に自分の知らない人が何処かでこの瞬間にも口ずさんでくれているかも知れない。
今回この名曲たちの中に私の「星の夜」という曲を入れてもらえたのはまさに作曲家冥利に尽きる幸せな事件でした。
何より美里がこの曲を歌いたい！と思ってくれたことが本当に嬉しかった。
吉田美奈子さんの素晴らしい詩を美里の歌で聴ける喜び、山木秀夫、井上陽介両氏との演奏、全ての瞬間が私にとってかけがえのない宝物となりました。
本当にありがとう。。。

塩谷哲

Message from 島田昌典

リリースおめでとうございます！
この素晴らしいカヴァーアルバムの完成に
僕も３曲お手伝いさせていただけて光栄です。

今回のリアレンジ、僕のイメージにあったのは
バート・バカラックやジョージ・マーティンがアレンジすると？？
という、そんな大人っぽく洗練された雰囲気でした。
そこに美里さんの歌が入ると、
一気に渡辺美里ワールドに包まれて。。
生き生きとした躍動感に、曲が生まれ変わっていくのが感動でした。

先日、手元に届いたばかりのアルバムですが
既に僕の愛聴盤となっております。

島田昌典